『モノだけではない日本の良さを理解してもらうことに・・・』

<2016年11月8日(火)>
『モノだけではない日本の良さを理解してもらうことにつながるなら、その意義は経済効果にとどまらない』
 「『リアル』と『バーチャル』の融合が潮流、人気アニメに登場する場所にファンが集まる現象は全国に広がっている」と「余録」(161108)。近隣アジア諸国からの観光客を呼び込もうと、「9月には観光客誘致につなげようとアニメツーリズム協会が発足。日本にしかないサービスを提供する『体験型の日本観光』が『爆買い』の第2段階になるとの予測も。モノだけではない日本の良さを理解してもらうことにつながるなら、その意義は経済効果にとどまらない。」
 心狭き私は、外国の人々に日本を荒らしてほしくないと思うが、稼がねばならぬ日本としては、そんなことを言ってられない。でも、日本の良さを経験するにはどこが良いのであろうか。何が良いのであろうか。海外の人たちは何を求めているのであろうか。自分が旅するのは、現実の生活とは違った異空間を求めて、あるいは自然や歴史を体験しに行くのである。そして、そこにいるのは日本のおばちゃんやおばあちゃんたちである。この人たちのコミュニケーション力とお節介のおかげで、そこを知ることができる。これこそ日本文化である。海外の人々に知ってほしい。(JN)