『「黒車」、北京ではしばしば利用した非合法サービスの・・・』

『「黒車」、北京ではしばしば利用した非合法サービスの話を聞いたことがある』
 「北京では、正式な許可を持たない闇営業のタクシーが日本人留学生に愛用されている。携帯電話ですぐ呼び出せる。簡単な英語や日本語も通じる。」「春秋」(日経/16/5/30)は、このようなシェアが発展いつつあることを伝える。そして、「両者の出会いを仲介する会社の中でも代表格である米ウーバーテクノロジーズは、先ごろ日本でも一部の地域で事業を開始した。タクシー会社は「白タク行為だ」と反発するが、トヨタ自動車が米ウーバーへの出資を決めるなど、存在感は強まる一方だ。そんな新世代の価値観をタクシー業界は無視できるか。」
 シェアの時代になり始めた。経費のことだけではなく、資源と環境の面からも、乗り物であれば個人がそれぞれに排気ガスをばらまく時代を終わらせたい。今の世の中、同業者だけがライバルではなくなった。独占寡占により閉鎖された環境をオープンな、そしてインフラを上手に共有することが期待される。それぞれの企業等が様々な方法を考え、新たな試みをしている。一発でその企業とを支えるようなものが無くなってきている。大量消費で経済成長を期待するのではなくなった。また、他国から掠め取るのではなく、シャアすることがこれから求められる。(JN)