『夏休みのお父さん、図書館に、いるわ・・・・・』

『夏休みのお父さん、図書館に、いるわ、いるわ、よく似たポロシャツ姿で』
 夏休みのお父さんに「本当はきょうも行きたいんだろうな、会社に」と、皮肉を日経「春秋」(2015/8/4付)は述べる。「オフィス街を留守にした我が同輩たちは今ごろどこにいるのだろう。当たりを付けたのが、住宅地のありふれた公立図書館だ。いるわ、いるわ。よく似たポロシャツ姿で出入り口近くの新聞・雑誌コーナーに所在なげに座っている。暑気払いに来て、手に取るには難物ばかりだ。大著に挑んで閲覧席で居眠りでもしようものならば、宿題と格闘する子どもたちの冷たい視線を浴びる羽目になる。」
 さて、夏休み、どう過ごそうか。子供の小さい頃は、それなりに役目を果たしていたお父さんだが、その子供たちがもう自分を必要としなくなり、妻も「ご自由に」と言ってくれる。もう、家族旅行は無理かな。でも、一泊ぐらいは温泉に行きたいな。それよりも、今度は、親の面倒も見なければならない。親不孝者も、少しは役に立とう。その合間を縫って、勿論、図書館にも行くし、行きたいところへ行き、やりたいこともやろう。結構忙しいかな。口先ばかりの計画倒れにならぬように、この8月を有効に使いたい。皆様は、夏休みをいかがお過ごしか。(JN)