「僕の感覚」なる言い回し

(日経「春秋」2012/9/5付について) 幕末の動乱期に志士たちの如く、昨今、ひんぱんに「僕」を口にする人といったら橋下徹大阪市長。維新だ八策だと志士みたいな橋下さんだから「僕」はお似合い。じつにさまざまなことを「僕の感覚」で決める人であるので、強い言葉の裏には危うさが潜んでいよう。世間には、そう案ずる感覚もあると。そうかもしれない。この「僕」がどんな「僕」であろうか。何れにしても「僕」に振り回されている政党は大丈夫であろうか。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45755980V00C12A9MM8000/