近づく危機を見据え、知恵の蓄積や友人同士のつながりで備える

  • (日経/春秋)ふだん通勤や通学で使っているカバンの中身や、ひごろ身につけている普通の物。仮に東京を大災害が襲ったとき、その中で意外に役立つ物は何か。非常用の持ち出し袋は手元になく、救急車も病院も機能しない。そうした中で生き延びる工夫と知恵を習得するこうした催しが最近増え、若者らが集まる。視線の先に遠からず来る「次」があると感じ。昨年の大震災を経て、震災世代とでもいうべき層ができつつあるのではないか。近づく危機を見据え、知恵の蓄積や友人同士のつながりで備える。親が頼りなければ、子供がしっかりするしかない。若者はそんな目でこの国の指導者を見始めているのかもしれない。=>(JN)我が家は、親が頼りなく、と言って子供がしっかりしているわけでもない。どうしよう。まずは、自分たちで自分たちのことを考えねばならない。(12・4・22)

http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE6E2E4E5E1E4EAE2E0E0E2E6E0E2E3E09F9FEAE2E2E2;n=96948D819A938D96E08D8D8D8D8D