むかしに変はるしるしなるらむ

  • (日経/春秋)「散るのを見て帰る心や桜花、むかしに変はるしるしなるらむ」(西行)。もう1年がたってしまった。日本は元気になっただろうか。復興はどうした。原発はどうなったか。そして自分は、なにを成し遂げたどろうか。次の1年は容赦なく始まる。=>(JN)桜をゆっくり見るゆとりもなく24年度が動き始めた。「春風の花をちらすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり」(西行)。