- （日経／春秋）1883年、明治政府は釜石の官営製鉄所を業績不信のため閉鎖した。このとき払下げの打診を受けたのは、東京の金物商、田中長兵衛。その責任者として対応したのが番頭格の横山久太郎。この釜はちゃんとした鉄が作れず、2年足らずで48回の失敗を繰り返した。そして、1886年10月16日、125年前の今日成功した。この日が新日鉄釜石製鉄所の創立記念日となった。その10年後、三陸大地震の打撃もあったが、日本の発展とともに事業は拡大していった。いまは釜石に高炉の火はなく、東日本大震災の被害は深刻だが、先人の不撓不屈の精神を受け継いでいってほしい、と思う。
- （日経／社説） ◆個人消費は工夫でもっと掘り起こせる。◆大洪水が問うタイの重み。
- （日経）欧州安定、迅速行動を。Ｇ２０声明、銀行資本増強支持。
- （朝日）失業不安、ネットで連携。世界８０ヵ国「反格差」デモ。
