頑迷な「老い」と情熱的な「若さ」

  • (日経/春秋)還暦では、まだ青臭さが抜け切れない。体の自由がきくから表現をしすぎてしまう。それから、古希の記念公園に臨む能楽師シテ方梅若万三郎さん。新しさに挑む老境の姿は下の世代に尊敬される。一方、地位や権力を守るばかりの年長者は美しくない。ウォール街では、就職難にあえぐ20代の怒りが噴出した。万三郎さんの舞うのは「卒都姿小町」。頑迷な「老い」と情熱的な「若さ」が時空を超えて交ざり合う。現実の社会でも、世代間の距離が縮まればいいのだが・・・・・。
  • (日経/社説) ◆「負担」なしの主婦年金では不公平消えず。◆自民が政権奪還をめざすなら。
  • (日経)食品・日用品の7割下落。景気不安、低価格志向強く。9月調査。