エジプト全土デモ

  • (日経/春秋)金融市場は時に歴史を予言する。米国南北戦争で南北政府が国債を発行した。北部政府の国債金利がかなり低かったらしい。南部は高く、一攫千金を夢見た投資家が南部へ投資したが大金を失った。北部の金利が低かったのは、資金を集められたのは勝利を予測していたからとも解釈できる。日本の国債が格下げになった。不幸中の幸いか、菅直人首相は「そういうことに疎い」と失言したが市場に反応はなかった。首相の存在感が薄いからか。それとも国債がほとんど国内で保有されているためか。危機感なき安定が長続きする保証はない。
  • (日経/社説)◆番号制の早期導入へ条件整備の加速を。◆アジアで鳥インフレ封じを。
  • (朝日/社説)◆国債格下げ、「疎い政治」への重い警告。◆君が代判決、少数者守る司法はどこへ。
  • (朝日)エジプト全土デモ。死者27人に。