- （日経／春秋）梅棹忠夫さんが３日に死去した。京都・西陣に生まれ育った。町人の倫理、「市民的平等感覚」に育まれた。工業化社会のあと情報化社会の時代が来ると５０年近く前に初めて予見した。岩波新書では４位の１３５万部を発行した『知的生産の技術』は、書名そのものが流行語になった。ページを開けば、平仮名が多い。受け手に届いてこそ情報。独創が築き上げた山脈の尾根に走る市民的平等感覚。それだけは誰にもはっきり見える。
- （日経／社説）◆恣意的な行政をただした二重課税訴訟。◆レクサスでも陰る品質神話。
- （朝日／社説）◆相撲中継中止、改革なければ再開もない。◆ゆうパック遅配、民営化の原則に立ち返れ。
- （日経）外国人登録者４８年ぶり減少。昨年、「職失い帰国」増える。
