麻生内閣支持 レバノン空爆 JR東日本システムトラブル

<2008年12月29日(月)>
麻生内閣、支持率21%、不支持73%、日経とテレビ東京世論調査。(日経)
■「歴史に新たな虐殺が加わった」アラブ諸国が一斉反発(読売)
 「幾多の虐殺の歴史に新たな虐殺が加わった」(レバノン・シニオラ首相)。イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの大規模空爆に対し、アラブ諸国は28日、一斉に非難の声を上げ、各地では抗議デモなどが繰り広げられた。アラブ連盟(加盟22か国・組織)による緊急外相会議は、31日にカイロで開かれる見通しだ。
 AFP通信などによると、イエメンの首都サヌアでは28日、パレスチナ人支持を掲げた数万人が集会。エジプトの首都カイロでも数千人がデモ行進した。
 一方、レバノン南部のパレスチナ難民キャンプで27日行われたデモ集会では、親米国エジプトのムバラク大統領を「米国のスパイ、裏切り者」とののしるシュプレヒコールが上がり、レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラに反撃を求める声も出た。ヒズボラは、2006年夏のレバノン紛争で、1か月以上にわたりイスラエルと交戦、アラブ多数派のスンニ派にも支持を広げた。
 一方、そのヒズボラを支援するシーア派大国のイランは、アラブ諸国の政府を「無策」と批判。最高指導者ハメネイ師は、29日をガザ空爆犠牲者への「追悼の日」にすると発表、パレスチナ問題重視の姿勢を改めて強調した。イランには、アラブ民衆の不満を代弁することで、アラブ世界への影響力拡大を図ろうとする狙いがあるとみられる。
東北新幹線など3時間運転見合わせ、帰省客ら6万人に影響(読売)
 東北、上越、長野、山形、秋田の各新幹線は29日、JR東日本の新幹線運行管理システムにトラブルが発生し、午前6時の始発から約3時間にわたって全線で運転を見合わせた。
 同日午前10時現在で計79本が運休、帰省客ら約6万5400人に影響が出ている。
 同社によると、システムは信号の発信など新幹線の運行を一元的に管理している。同日早朝、この日のデータに切り替えようとしたが切り替わらず、運行ができなくなったという。
 同社の新幹線は、27日には倒木で山形新幹線が、28日には長野新幹線で車両トラブルなどがあり、ダイヤの乱れは3日連続。
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