中国でテロ 源氏物語 立命館と初芝学園

■中国で連続爆破テロか。昆明バス乗客2人死亡。(朝日)
■幻の源氏物語写本発見、「大沢家本」100年ぶり。(日経)
立命館初芝学園が連携協定 少子化に対応(産経)
 立命館大学などを経営する立命館京都市)と大阪初芝学園堺市)の両学校法人は22日、同学園が同市に開設している初芝高校を「初芝立命館高校」に改称し、立命館大に推薦入学できる「立命館コース」を設けるなどの連携協定を結んだ。深刻な少子化を背景に、有名私立大と高校との同様の提携は近年相次いでおり、優秀な生徒の「囲い込み」は今後も加速しそうだ。
 立命館が推薦入学コースを設けるのは、平安女学院高(京都市)などに続いて4件目。今回の提携の背景には大阪初芝学園側にとっては、裏金問題をはじめとする一連の不祥事のイメージ払拭(ふっしょく)も狙いにあるとみられる。
 連携計画によると、立命館コースは、初芝高と初芝橋本高(和歌山県橋本市)に設けられ、定員はそれぞれ240人と40人。高校3年時の学力テストの結果で立命館大立命館アジア太平洋大(大分県別府市)への推薦入学の資格が得られる。
 立命館の川口清史総長は「比較的入学者が少なかった大阪府南部の高校生を迎えることができる」と提携のメリットを説明。
 大阪初芝学園の澤田宗和理事長代行は「不祥事によって関係者に迷惑をかけたが、今後は立命館の協力を得ながら魅力ある学園づくりを目指す」と話した。
 私立大と高校の提携をめぐっては、北陽高(大阪市)が今年度から関西大の併設校となり、内部進学を目指すコースを新設。帝塚山学院高(同)も原則全員が関西学院大に進学できるコースを開設している。今月7日には摂陵中・高(大阪府茨木市)が早稲田大と、校名を「早稲田摂陵」と改め1学年40人の推薦枠を設けるなどの協定を結んだ。