読書メモ 240611

『死因の人類史』、Andrew Doig、秋山勝(訳)、2024年2月、草思社
・「身分制度に決定的な破綻をもたらしたのが黒死病の大流行である。1340年のヨーロッパは疫病の大惨事に見舞われる。」
・「1666年のロンドンの大火で市のほとんどが消失してしまい、復興を通じてペスト菌を媒介するクマネズミが住みにくい環境に街を作り直したことで、それ以降、ロンドンではペストはあまり問題視されることはなくなった。」