いわき市南部の小中学生は、給食で食べたいメニューをリクエストできる。そのリクエストに『あぶくま抄(231110福島民報)』は思う▼肉類のほか、最近は地元産のナメコや野菜が入った「なっこそ汁」や「ツナの混ぜご飯」が人気▼職員は嘆く。おかずの注文に魚介類が少ない。メヒカリ、カツオ、アンコウなど「常磐もの」を使った郷土料理を定期的に出しているが、骨があって食べづらいと。揚げたり、煮たりして骨を軟らかくするなど工夫を欠かさない▼食材の値上がりが頭痛の種だが、豊かな魚食文化を伝えたいとの思いが調理場を支える。隠し味は、ひと振りの愛情スパイス。給食の後味長い思い出と骨太の浜っ子を育んでくれる。
（私が）食べていた給食はどうだったろうか。食パン2枚、脱脂粉乳･･･。苦手なものに苦労した記憶はあるが、それ以外は記憶に残っていない。とにかく、残してはならないという任務を背負わされているので、嫌いなものがあった時は大変であった。脱脂粉乳はなれるしかなかった▼魚か。いまの子どもたちはいいね。リクエストか。「にぎり」でお願いします。上なんて贅沢言いません。
