『#住民に愛され誇れる施設』

『#住民に愛され誇れる施設』<2023年4月30日(日)>
 本日「図書館記念日」に『雷鳴抄(230430下野新聞)』は思う▼日本図書館協会によると、公共図書館の数は3305カ所。この10年で71カ所増えた。栃木県内で図書館が唯一未設置なのが益子町。町公民館の一角にある図書室がその役割▼蔵書は3万冊余と少ない▼1年前の町長選では図書館も争点。再検討派の新人広田茂十郎氏が当選▼広田町長は「増改築というより新施設に併設するイメージ。中身が重要なので、町民の声を広く聞いて益子らしい図書館を造りたい」と▼人口減対策として、移住者受け入れに力を入れる自治体は多い。身近な情報拠点となる図書館は自治体のイメージにも影響を及ぼしかねない。町の図書館建設は紆余曲折を経た。住民に愛され誇れる施設となることを願いたい。
 (私の)利用する平日の市立図書館は高齢者の静かなる憩いの場。どこの地域も同様であろう▼メディアの中身も重要であり、その場所に空間があることが大事。昨年、私の住む市の中央図書館が改修工事になり、分館を利用したが狭く、憩いの場にはならなかった。情報発信の場として、またその情報に触れる場として、多くの空間が欲しいと思う。
#図書館 #蔵書 #町民の声 #人口減 #情報拠点