『マリオ・カンドゥチ神父』

『マリオ・カンドゥチ神父』<2020年2月24日(月)>
 先週、85歳で他界したイタリア人のマリオ・カンドゥチ神父について、『余録(200223)』は紹介する。その前に、トランプ米政権が旗揚げした「国際宗教自由同盟」を「張り子の虎」と。「イランと敵対し、移民受け入れを制限する米政権・・・羊頭狗肉の感は否めない。一方で、・・・マリオ・カンドゥチ神父・・・1963年の来日以来、過去の宗教弾圧に光を当てた。・・・戸田帯刀神父が射殺体で見つかった事件・・・江戸時代に殉教した宣教師シドッチ神父を「福者」に列する運動にも身を投じた。『私は自分の生命にかけて、日本のため、また世界平和のために働きます』。戸田神父の発言を残す碑が横浜市の保土ケ谷教会に建つ。言葉には、日本を愛したマリオ神父の胸中が凝縮されているかのようだ。『張り子の虎』とは無縁の生涯だった」。
 (JN) 羊頭狗肉、張子の虎。我が身に突き刺さってくる言葉。我が行動に中身無し。偽りの言葉か。過去への振り返りで、自分をどう捉えるか。我が人生の後半で何ができようか。更に張子の虎に磨きをかけようか。否、少しでも、これから中身を作って行こうか。私利私欲をなくすことができようか。凡人の悩みは浅かろうか。マリオ・カンドゥチ神父、安らかなる眠りを。
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#戸田帯刀神父
#宣教師シドッチ神父

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