『新知事には政治とカネで辞めた前任２人の轍（てつ）を踏まないよう願いたい』
「告示２日前の参戦に「後出しジャンケンだ」と批判が起きたり、突然の出馬撤回があったりと、慌ただしい前哨戦の高揚のなか、今度は東京都知事選が始まった」と「春秋」(日経/16/7/14)。そして、「いずれにしろ、新知事には政治とカネで辞めた前任２人の轍（てつ）を踏まないよう願いたい。震災に強い街づくりや少子高齢化対策と課題は山積だ。来月のリオ五輪閉会式では、次の開催地として旗も引き継ぐ。ただ、悩ましいことに東京五輪の直前に次の選挙を迎える可能性もある。首都のトップ選びは、常に波乱含みなのだ」と。
ちゃんと都知事としての演技をしてもらえれば良い。その演技が一番上手で、台本通りにできるのは誰だろう。そして、嘘をつかない人は誰だろうか。これから政策面は明確になって来るであろうか。過去の実績に惑わされず、その人物が何を大事にしているのかを見極めたい。そして、候補者の話を聞くとともに、投票者側が問題意識を以て選挙に臨まねばならない。これでまた、おかしな知事を選出したら、都民自体が笑いものである。否、もう笑いものになっているので、何とか挽回せねばならない。とにかく、まずは一票、そしてその一票を大事にしよう。（ＪＮ）
