『生を暗転させる無慈悲さを改めて胸に刻み、・・・』

『生を暗転させる無慈悲さを改めて胸に刻み、「核なき世界」へ少しでも近づいてほしい』
 「あす、G7外相が平和記念公園や資料館を訪れる」。「春秋」(日経/2016/4/10)はその意味を考える。「米国の世論調査では「戦争終結を早めた」などの理由で、原爆投下を「正しかった」とする人がまだ過半数を占めるという。軍略の視点に重きを置けば、そんな結論にもなるのか。しかし、決して忘れてはならないことがある。どうか、資料館では焼けた衣服などと向き合い、銀行の石段に残る影に瞳を凝らしてもらいたい。」
 広島市へ行ったら必ず「平和記念公園」へ行く。資料館を訪ね、目で核の恐ろしさを感じる。皆に、広島や長崎での71年前のその事実を見てもらいたい。日本にいる人、皆に見てもらいたい。できるなら地球上の皆に見てもらい、それを感じてもらいたい。全人類が見ることは無理であるから、各国の首脳には日本を訪れる際に、広島或いは長崎で感じてもらいたい。序ではなく積極的な姿勢で訪れる機会を日本が作るべきである。(JN)