イノベーションとの格闘

  • (日経/春秋)=小津安二郎(映画監督)、無声映画からトーキー、そして白黒からカラーと苦労しながら常に良いものを撮ってきた。今年の米アカデミー賞に輝いた「アーティスト」は、まさに白黒サイレント手法で当時のハリウッドを描いた物語。かたや3D作品の「ヒューゴの不思議な発明」も5部門をさらった。多様性と可能性を感じさせる。映像の担い手たちのイノベーションとの格闘。この表現にかえる情熱があってのことに違いない。>(JN)映画は私たちに、様々な感情を視聴覚を使って与えてくれる。本ほどの想像力を使わずに楽しめるものである。