電力会社の節操 待機児童微減

  • (日経/春秋)「もし世界の明かりのスイッチというものがあれば、もう一目盛りか二目盛り暗くするのだが・・・」(「八百万の死にざま」より)。日本でもこの夏は目盛りを絞ってよさそうだと気づかせてくれた。「節」とは自らの意思を持って行動である。しかし、東電の経営状態を知るとその意思が揺らぐ。東電は10年間で6000億円も余計な原価を潜り込ませていたという。今年の猛暑を克服したのは、「強いられた節約」であった。目盛りを絞るにやぶさかではないが、電力会社の節操が見えないことにはスイッチまで手が伸びない。
  • (日経/社説) ◆原発の賛否を超えたエネルギー論議を。◆ミャンマーの「変化」促そう。
  • (日経)待機児童4年ぶりに微減。首都圏で保育所増加。