省略言葉 死語 高卒求人横ばい としまえんを防災公園に G7閉幕

  • (日経/春秋)スマホ? 昨今、省略言葉は大はやり。今に始まったことではない。太宰治の「津軽」の旅のいでたちは、スフのゲートルにスフの帽子。スフとはステープル・ファイバー。ベースアップはベア。浴衣は湯帷子(ゆかたびら)の略。語呂の良さ、融通無碍な国語の世界。最近よく聞くストレスをステと呼んでもおかしくない。こういう言葉まで縮めるとお粗末に。原発建設での住民の声を聞く公開ヒヤリングもヒヤと略して中身も削ったりする。
  • (日経/社説)◆震災半年、政府や自治体はもっと前へ。高台移転の後押しを。規制緩和を柱に据えよ。
  • (日経)高卒求人倍率横ばい。東北・関東悪化。
  • (日経)「としまえん」防災公園に。東京都が計画。避難場所に活用、西武に買収打診。
  • (日経)G7会議閉幕、欧州不安抑制へ債務削減。
  • (日経)全国の自治体、被災3県に職員585人派遣。
  • (日経)「死語」、「幽霊語」。「天ぷら学生」とは、学ラン(天ぷらの衣)を着て大学生に化けること。「駅弁大学」は、新制大学、駅弁の数ほどと大矢壮一が皮肉った言葉。「キャラメルママ」は、安田講堂に立て籠もった学生に駄菓子を配ったりした、とんちんかんなママたち。フード+大学系で生き残っている言葉がある。「大学芋」は大正か昭和の初期に赤門の前にあったふかし芋屋が売り出したといわれている。死語になっていない。