阪神大震災16年

  • (日経/春秋)「あなたがやりたいことは何ですか」。雲をつかむような自問自答で志を固めて内定を手にする。しかし面接という特殊な場のために練った自己PR術や空気を読む技も、日常の仕事では勝手が違う。有望そうに見えた若者が職場を去る。今のゲームのような就活はもうやめよう。既卒、新卒を区別せず選考の動きが広がり始めたが、就活のためのテクニックを磨く期間を延長ではもったいない。見習い、起業、ボランティア、留学で社会や世界を知り、にわか作りではない言葉で自分を語る。そんな既卒者を企業が前向きに受け止めるなら、学生への刺激にもなるのではないか。
  • (日経/社説)◆日本の実情踏まえ国際会計基準に臨め。時価情報を求める声。適用の一部留保権も。
  • (朝日/社説)◆温暖化防止、まず国内対策の羅針盤を。◆震災疎開、「第二の故郷」をつくろう。
  • (朝日)阪神大震災きょう16年。