- （日経／春秋）日比谷公園内の「松本楼」は、孫文ゆかりの場である。孫文は人生の後半を革命に捧げ、辛亥革命を成した。これを資金面で支えたのが梅屋庄吉（日活創立者）である。援助額は今でいえば１兆円にものぼる。この二人らが宴に使ったのが松本楼であり、また梅屋のひ孫の小坂文乃が松本楼の常務である。2008年に胡錦濤国家主席が来日の時、松本楼を訪れ、「中日友好、世世代代」と記帳している。上海万博ではあす、小坂さんの企画した「孫文と梅屋庄吉展」が開幕する。二人の理想は東洋平和。展示会が中国の高圧姿勢を戒め、「世世代代」の日中友好の重みをさとす。そんなきっかけになるといいのだが。
- （日経／社説）◆「快適生活」をアジアの中流層に売れ。
- （朝日／社説）◆米軍のイラク撤兵、重い教訓に向き合うとき。
- （日経）世界の肥料消費量、2008年ＦＡＯ、1億6183万トン。内ＢＲＩＣｓが54%、中国が31%。
