北京・ソウル豪雪 ドバイ世界一ビル 借金国日本 朝に考える

   
   

  • (日経)北京(37.5センチ)・ソウル(25.8センチ)豪雪。観測史上最大を記録。
  • (日経)不況下だけど結婚式は「聖域」。09年は331万円、前年比13万円アップ。ゼクシィ調査。
  • (朝日)828メートル世界一ビル、陰るドバイに。
  • (日経)日本は世界2位の「借金大国」。対GPT債務残高比率、1位ジンバブエ、3位レバノン、5位イタリア、米国は61位。
  • (日経)鉄道廃止、10年間で635キロ。「東京〜新大阪」上回る距離。
  • (日経/あすの話題)【朝の思想/戸山慈比古】「朝は考え/昼ははたらき/夕べに食し/夜は寝るべし」(イギリスの詩人ウィリアム・ブレイク)。朝は効率が良い。朝の時間は金、昼・夜の食前は銀、夜遅くなれば石の時間、へたに勉強すると石頭になる。「歴史は夜つくられる」などというのも、照明の発達にともなって拡大してきた夜型、どこか暗く冷たく生気に欠ける。ところで日記は夜型だ。予算のない決算みたいであるので、毎日にの日課、予定を作るようにした。朝の思想の根である。正月は1年の朝だ。年間のプラン、計画を入念に練るのが楽しみである。
  • (日経/社説)◆「機構」の発足を年金改革の弾みに。◆きな臭さ増すイエメン情勢。
  • (朝日/社説)◆鳩山政権の試練。政治主導をつくり直せ。成長へ大胆な肉付けを。
  • (日経/春秋)昨年の交通事故死が57年ぶりに5000人を下回った。そう伝える記事を読みながらテレビで箱根駅伝を見ていたら、9区から10区への中継所の頭上の歩道橋が目に入った。かつて、歩道橋は交通線戦争に対する切り札と目された時代もあった。車の安全性、取り締まり強化等の効果か、最悪だった1970年に比べて車数5倍近くに増えたが死者は29%になった。信号と横断歩道のわきの少しくたびれた人けのない歩道橋を、都会で、地方で、どれほど見てきたか。造られた目的を幾ばくかは果たしたどろうが、今はむしろ、戦争の奇妙な遺跡のようである。