■晴れ晴れノーベル賞授賞式、小林・益川・下村の３氏。(朝日)
■ＪＲ東日本 首都圏のホーム全面禁煙…来年４月１日から（毎日）
■醤油、手作業の“すごさ”を紹介 出前授業で食育（産経）
「どんな香りがするかな？」。東京都あきる野市の市立増戸（ますこ）小学校の教室で、「しょうゆもの知り博士」の授業が始まった。熱した醤油（しょうゆ）に鼻を近づけた子供が、元気よく答える。「おせんべいのにおい！」「おなかすいた！ 給食のご飯にかけて食べていい？」
１１月中旬、白衣姿の博士にふんしていたのは、地元の醤油メーカー「近藤醸造」の近藤功社長（６３）。全国のメーカーなどで構成する日本醤油協会（中央区）から派遣され、子供に味や香りを確かめてもらったり、大豆、小麦、塩といった材料から醤油ができるまでの過程を説明したりする授業を行っている。「家に帰って話してくれるので、お母さんにも醤油に関心を持ってもらえる」と近藤社長。家庭で醤油を意識してもらう絶好の機会でもある。
