私大連「会計処理不適正」 「リンリン」死亡

■「会計処理不適正」 私大連が文科省から指導受ける(産経)
−私立大の方針などを協議する社団法人「日本私立大学連盟」(会長・安西祐一郎慶応義塾塾長)が、文部科学省から「会計処理が不適正だ」と指導を受けていたことが29日、分かった。私大連は会計処理方法を透明化するとともに、予定していた加盟大学から徴収する会費の値上げを見送った。
上野動物園のパンダ「リンリン」死ぬ(朝日)
上野動物園で飼育しているジャイアントパンダのリンリンが30日、慢性心不全で死亡したと東京都などが発表した。22歳7カ月、人間で言うと約70歳で、国内最高齢だった。16年前に7歳で日本にきて以来、動物園の人気者として多くの客を集めたが、体調悪化で29日から展示を中止していた。リンリンの死亡により、上野動物園在籍のパンダが36年ぶりにいなくなった。
−都によると、リンリンは92年11月、上野動物園のユウユウとの交換で北京動物園からやってきた。上野動物園で飼育されていたホァンホァン(97年死亡)やトントン(00年死亡)、03年にメキシコの動物園から来園したシュアンシュアンなどメスのパンダとの間では繁殖に至らず、05年にシュアンシュアンが帰国してからは1頭で飼育されていた。
■京王にミシュラン効果、高尾山口駅、利用者110万人。(日経)
■「家庭用バター」品薄解消に大増産、乳業各社が5月から(読売)
−店頭での品薄が続く家庭用バターを、乳業各社が5月から大量に増産することになった。5月の増産分は230トンで、全国の月間消費量の約2割に相当するという。これにより昨年5月と同量のバターが市場に出回ると、農林水産省はみている。
■公立高校の授業料滞納、5億8952万円…読売調査
−全国の都道府県立高校で2007年3月末時点の授業料滞納額が、約5億8952万円に上ることが読売新聞の調査でわかった。
−23の道府県が「過去5年間で滞納件数が増加している」と回答しており、17倍に急増したところもあった。滞納の理由については、「保護者の経済的な理由」を挙げた自治体が6割、「モラル低下」を挙げた自治体が4割だったが、急増の要因としてモラル低下を指摘する声も目立った。
−今月中旬、47都道府県教委に、都道府県立高校の授業料の滞納状況を尋ねたところ、07年3月末時点で滞納があったのは計37都道府県。大阪府(2億5177万円)が最も多く、北海道(9515万円)、神奈川県(4123万円)が続いた。
−授業料を徴収できるのは原則過去5年分のため、調査時点の滞納額はこの5年間に徴収できなかった授業料の残高がおおむね反映されている。全日制高校の年間授業料は、11万1600〜14万4000円だった。
−過去5年間の滞納額の傾向については、「かなり増加した」が11道県、「やや増加した」が12府県。03年度に滞納が10件だった長野県は、06年度には172件に膨らんでいた。一方、「減った」と回答した自治体は七つ。滞納が始まった時期では、1997年度以降としたところが24道県と最も多かった。