論文引用 5億年前の大陸衝突

■論文の引用で国内首位は東大(日経)
−米社ランキング、東大=世界12位。
−京大=日本2位=世界28位。
■南極に5億年前の大陸衝突の決定的証拠、観測隊が発見(読売新聞)
−第49次南極地域観測隊は14日、3月までの今回の南極観測で、約5億年前に起きた大陸衝突の痕跡を発見したと発表した。
−衝突の衝撃で地下深くから地上に現れた特有の岩石の観測に成功したもので、地殻変動による大陸衝突(移動)を裏付ける決定的な証拠としている。
−岩石を発見した場所は、南極・昭和基地の西方約600キロ・メートルにある「セールロンダーネ山地」。約5億年前に、「西ゴンドワナ」(現在の南米とアフリカに相当)、「東ゴンドワナ」(南極とインド、オーストラリアに相当)の両大陸が衝突して、「ゴンドワナ超大陸」ができ、同山地はこの衝突の境界にあたるとされていた。
−観測隊で調査を担当した小山内康人・九州大教授は「地下約30キロ・メートルでできた岩石が、大陸の衝突で地上にのしあがったものだ」と話している。