食品偽装 博士論文汚職

■菓子の自主回収倍増1〜10月、160件、「白い恋人」「赤福餅」不正続出背景に。食品偽装告発706件、11月過去最多に(日経)
■<名市大汚職>学長、科長ら「自分も昔、謝礼渡した」(毎日)
名古屋市立大学大学院医学研究科の博士論文審査をめぐる汚職事件で、同大の西野仁雄学長と郡健二郎医学研究科長が7日、ともに自分自身が医学博士号を取得した数十年前、担当教官に謝礼を渡したことを明かした。西野学長は和歌山県立医科大出身、郡科長は大阪大出身で、博士号はいずれも各出身大学で取得したという。また、同日開かれた医学研究科の臨時教授会で「学位申請者が謝礼を持ってきたことがある」と証言する教授が複数いたことも明らかになり、「謝礼」の実態が広がりを見せてきた。
■大虐殺「蒋介石の虚構」 南京陥落70年 「再検証」出版ラッシュ(産経)
−「80年代以降トウ小平が利用」
−南京攻略戦の関連書籍の出版が相次いでいる。東京日日新聞の“百人斬(ぎ)り”記事によって銃殺刑に処された野田毅少尉が生前につづった『野田日記』が近く刊行されるほか、日中関係史、戦史、死傷者数の検証など多様な観点からの出版ラッシュだ。南京陥落(1937年12月13日)から間もなく70年。「大虐殺」説に基づく米映画が話題になるなど虚構が“事実”として広まるなか、きちんと史実を再検証しようという機運が高まっている。
法隆寺で師走恒例の「お身ぬぐい」(産経)
聖徳太子ゆかりの法隆寺奈良県斑鳩町)で8日、仏像に積もった1年間のほこりを払う師走恒例の「お身ぬぐい」が行われ、金堂本尊の釈迦三尊像(国宝、飛鳥時代)や薬師如来座像(同)などがきれいに清められた。