年金 中退 学納金 インターンシップ

■92年−96年入社社員の年金、学生時代分統合漏れ(日経)
■中退防ぐ「親身な指導」学生の生活面も支援。八戸工業大=「担任」が出欠を管理。日本工業大=登校励ます電話も。(朝日)
■中退率は2.9%、05年私立大550校、日本私立学校振興・共済事業団の調べ。293校が3%未満、117校が5%以上。(朝日)・・・注(1)
■初年度納付金の安さ(私大・法学部系)、1位=沖縄国際大学93万円、2位=沖縄大学95万3200円、3位=久留米大学96万円。(朝日)
インターンシップ、大学85%が実施、NPOの調べ。単位認定は77%。714大学中回答が329大学、内281大学が実施。1位=日本大1,346人、2位=北里大1,307人、3位=立命館大1,211人。実施率、国立95%、私立88%、公立63%。必修4%、選択58%。(日経・夕)
 
注(1)2007.05.20読売新聞 進路変更や意欲低下、私大中退5万5000人…全国初調査
全国の私立大学で1年間に中途退学した学生は約5万5000人にのぼることが、文部科学省の外郭団体の調査で分かった。私立大の中退者数の実態が明らかになったのは初めて。大学全入時代を迎え、各大学による学生の獲得競争が激しくなっているが、学生がキャンパスを去らないような入学後の支援策も課題となりそうだ。
私立大の中退者の動向に関心が高まっていることから、「日本私立学校振興・共済事業団私学経営相談センター」が、昨年実施した2005年度「学校法人基礎調査」に中退に関する項目を加え、回答をまとめた。大学院大学などを除く、ほぼすべての私立大550校の中退者は5万5497人。在籍した学生約193万人の2・9%にあたり、国立大の中退率1・6%(内田千代子・茨城大准教授調べ、04年度)を上回った。
学年別では、留年などで卒業が困難になった4年生が1万6370人と最も多く、続いて2年生1万6199人、1年生1万2503人。男女別では、男子が4万945人で全体の7割を占めた。在校生の1割が中退した大学も4校あった。難関大ほど中退率は低く、小規模で定員割れなどの問題を抱える大学ほど学生が定着しない傾向があるという。
理由で最も多いのは、「進路変更」(21%)。本意でない大学に入って満足できず、在籍したまま志望校を目指すケースが増えており、根強いブランド校志向を反映している。「経済的困窮」(19%)や「就学意欲低下」(14%)も多く、保護者の失業などで家計負担に対応できないケースが目立っている。同センターの西井泰彦センター長は「学校に満足できないのは、入試段階での不一致やつまずきなどにも原因がある。どんな学生でも定着できる体制づくりが必要だ」と話している。
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