2015-03-21から1日間の記事一覧

いつのまにか匂いに鈍感になってはいないだろうか

いつのまにか匂いに鈍感になってはいないだろうか (日経「春秋」2015/3/21付) 「沈丁の香の石階に佇(たたず)みぬ」(高浜虚子)。強く鮮やかな香気が鼻先から頭の上に抜けると、春の息吹が体にしみ込むようだ。久世光彦さんは、ときどき自分が誰か分から…