2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

明治5年の改暦で旧暦の季節感は消えた

(日経「春秋」2014/8/1付) 八月朔日(ついたち)に吉原の遊女たちが白無垢(むく)を着ている情景を「八朔(はっさく)の雪」と言う。八朔は旧暦8月1日のことだ。いまの暦なら9月の前半にあたり、当時は早稲(わせ)が実るころ。その年で初めて稲穂を刈…