(日経/春秋)1945年6月、ベートーベンの第9が日比谷公会堂で響いた。テノールの木下保は「日本はまだ大丈夫だ」と戦地へ手紙を送っている。戦時中は音楽会も芝居も町内のお祭りもすべて消えた。しかし、杉村春子の「女の一生」初演は東京大空襲の翌月。終…
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