『本を読む』

『本を読む』<2020年11月19日(木)>
 本のカバーや帯をどうしてますか。川上弘美さんは『あすへの話題(日経夕刊201118)』で語る。「学生時代は、本屋さんがつけてくれるブックカバーを大切にかけていた。・・・お金をもう少し自由に使えるようになって・・・ブックカバーをつけなくなった。・・・小説家になってからは・・・カバーも帯も取り除いた・・・年長の本読みの知人に聞くと、少し厚めの重い本は持つと疲れるので・・・端末で読むことにしている・・・紙の本は、大好きだ。けれど、年を重ねるに従い・・・つらい時がでてくる。・・・字が大きくて、帯やカバーもない薄い分冊・・・そうしたら、ポケットに・・・一冊だけ入れ、散歩にでかけ、コーヒーを一杯飲む間に読み終え、大きく手をふりながら、軽やかに家路をたどれるのにな・・・・・・」。
 (JN) 端末は字が大きくなり有難いが、どうも疲れる。端末はポケットに入らない。それに自由に書き込みができない。やはり紙の本が良い。新書や文庫は字が小さい。川上さんの注文は、出版社は経費と値段の関係で、難しかろうか。
#カバー
#帯
#端末
#散歩

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