『モモが活躍する物語では「時間の節約」が疫病のように広がる』

『モモが活躍する物語では「時間の節約」が疫病のように広がる』<2020年6月10日(水)>
 「最初の時の記念日からきょうでちょうど100年」である。『春秋(200610)』は時を考える。「時間は伸びたり縮んだりする。かのアインシュタイン博士が唱えた相対性理論である。・・・先ごろ、東京大の科学者が自ら考案した光格子時計を使って立証してみせた。・・・時間は主観的なものでもある。・・・ミヒャエル・エンデが『時間とは生活そのもの。そして人間の生きる生活はその人の心の中にある』と語っていた。少女モモが活躍する物語では『時間の節約』が疫病のように広がる。・・・コロナ禍で日常の時間の伸び縮みに改めて気づいた方もいるだろう。在宅で通勤不要だと午前が長い。公私の区別がつかず曜日の感覚をなくしていませんか。店を開けても客が来ないと時計の針は進まない。・・・時間の大切さは不変である」。
 (JN) これまでの2か月ほど、毎日が日曜日なのか、それともずっと勤務なのか。社会の時間で動いていた者は、時間の自己管理に苦しんだ。正に、行動によって、時間は伸びたり縮んだりしてしまう。これまで、組織の下で労働時間を管理されていたが、それでよかったのか否か。効率的だったのか。否、効率的であることが良いことなのか。モモはカメとともに、時間銀行の連中に負けなかった。私たちは、時間銀行との付き合い方を今後どうして行こうか?
#日常の時間の伸び縮み
#モモ
#時間の大切さ

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