『世界で初めて、点字ブロックが敷設されたのは、岡山県立盲・・・』

『世界で初めて、点字ブロックが敷設されたのは、岡山県立盲学校近くの歩道』<2017年3月17日(金)>
 「岡山の三宅精一さんは道路を渡っていて車にはねられそうになった視覚障害者の姿を見て点字ブロックを作り出した」と、「筆洗」(170317)はその始まりを伝える。「世界で初めて点字ブロックが敷設されたのは1967年3月18日、明日がちょうど半世紀の節目だ」。そんな日本だが、「目の不自由な人たちの足元は今も危うい。視覚障害者の三割がホームから転落した経験があるという。ホーム上で困ることとしては『点字ブロックの上の荷物』『スマホを操作している人』と。あらためて足元を見直したい、『点字ブロックの母国』である。」
 (JN) 点字ブロックがどれだけ普及しているのか。自宅から職場まで皆さんはどこまでわかっていますか。また、それが活用できるようになっているのか。せっかく設置されていても、何かが常時置いてあり、途中で先に行けなくなるようなことはないですか。恥ずかしながら、我が職場でも、そんなところがあり、退かしてもらったことがありました。それは、ブロックの上に当たりまえのようにものがあり、毎日そこを通っている人たちが気付かなかった。また気づいてもそのままにしていたのかもしれない。私たちの意識が変わらないと、三宅精一さんの努力は実らないのではないでしょうか。