『奨学金といっても大半は有利子で「奨学金とは名ばかり・・・』

奨学金といっても大半は有利子で「奨学金とは名ばかりの教育ローンだ』
 「天声人語」(朝日/16/5/20)は、日本の奨学金制度の物申す。「大学教育は自分への投資であると同時に世の中への投資でもある。社会としての負担は、もっとあっていい。返済しなくていい「給付型奨学金」の検討を安倍首相が打ち出したのは大きな意味があった。それは、本気なのか、結局先送りになるのか。」
 日本は教育費の家計に係る比率が高い。高等教育は最たるものである。日本には、資源は人だけであるのに、人を大事にしない。投資対象となっていない。人材を育成しなければ、量だけでなく質も落とすだけである。また、優秀な者は、海外に行っていまう。まずは、貸与型奨学金から利子を無くすべし。授業料を一定限度免除とすべきである。また、働いてから、或いは働きながら学習が十分にできる体制と、その価値のある授業を行うべきである。(JN)