牛肉出荷停止 学童保育2万か所 熱中症最多

  • (日経/春秋)宮沢賢治イーハトーブと名をつけた岩手の悠然とした山河は今も変わらない。都府県でトップの面積のそんな広大な土地だというのに、県南部の2市町で産した牛から暫定規制値を超す放射線セシウムが出ると、岩手県のすべての牛の出荷停止になった。食の安全とはいえ農家にはなんともむごい話か。きのうは栃木の牛が止められている。原発事故の罪、どれだけの人が牛肉汚染まで考えを及ぼしただろう。賢治は「グスコーブドリの伝記」でイーハトーブの国での災厄と戦う人間を描いた。知恵の力で、大きな困難を乗り越える物語である。
  • (日経/社説)◆日印EPAは中身をもっと濃くしたい。◆自立促す生活保護へ見直せ。
  • (日経)学童保育2万か所超す。最多更新、待機児童は6000人。
  • (日経)熱中症搬送7月最多。2カ月で2万4700人。