ユーロ圏労働者移動完全自由化

  • (日経/春秋)関西とくれば関東なのに、東京電力。米国統治下1951年に地域別に9つの民営の電力会社が発足した。60年前のきょう。この体制に導いたのが「電力王」の松永安左エ門。彼が東邦電力を率いて九州から関西、関東へと攻め上がった。東京での会社名が「東京電力」だった。松永がどうしてこれほど影響力があったのか。戦前の国営化や軍需化の流れに真っ向から反対した気骨の人であった。それを一貫した態度が戦後に生きた。「私の履歴書」の中で「順調のようでも波乱が潜んでいる」と。松永が存命であったら、東電にどんなカツを入れたであろうか。
  • (日経/社説)◆新しい日本を創る。経済の活力高め次世代に豊かさ継承を。
  • (日経)ユーロ圏自由化進む。5月1日、労働者の移動完全自由化。