企業からの研究費減

  • (日経/春秋)世界最大の紙工場である王子製紙の苫小牧工場が操業を始めて、来月の12日で100年になる。これを建設したのは、取引銀行であった三井銀行から移った鈴木梅四郎。彼の三井銀行時代の月給は、最初45円、2年目60円、3年目100円、4年目200円、5年目300万と跳ね上がった。明治半ば、県知事の月給が300円から350円だった。実力があれば経営者の裁量で厚く遇する時代であった。戦後、年功序列になり、現在は成果や能力を賃金に反映させることが広がっているが若手と中高年社員の格差は大きい。野村証券は来春の新採用で、報酬が成果に連動する初任給54万2千円のコースを設け、約40人を内定して。ぜひ会社の期待を上回ってほしい。
  • (日経/社説)◆消えた高齢者の実態を調べ再発を防げ。◆雇用低迷が重圧の米経済。
  • (朝日/社説)◆政治とカネ、「けじめ」はついていない。◆最低賃金、引き上げを出発点に。
  • (日経)企業から研究費初の減。昨年度全国大学、共同研究も減。不況、産学連携に影。