『#甘く美しいメロディー』

『#甘く美しいメロディー』<2022年3月17日(木)>
 名曲の「ゆりかご」の地で砲声と戦車の地響きが国のあちこちで聞こえ始め、きのうで20日が過ぎた。『春秋(220316)』はチャイコフスキーの愛したこの地を思う▼妹が嫁いだキエフの南、カーミアンカの地を気に入り、30代のころには毎年訪れ、曲想を練ったとされる。あの荘重な「ピアノ協奏曲第1番」の主題は町にいた盲目の弦楽器奏者の歌を譜面に起こしたものという。「白鳥の湖」はおいやめいのための小編が原型と伝わる▼「わたしは弱い人間だからこそ、人の世の苦しみや悲しみを真剣に受け止め、芸術に昇華できる」。チャイコフスキーの晩年の言葉だ。クレムリンの主は、いつになったら隣国の苦しみと悲しみに気づいてくれるのか。大地に甘く美しいメロディーが流れる日が一刻も早く来てほしい。
 (私たちは)芸術に対してどう考えねばならないのか。チャイコフスキーに罪はないのに、「1812年」の演奏の中止が起きている。あらゆる方向から、戦争反対、反ロシア政府を行っていかねばならないだろう。自分たちにできることは行う。ウクライナチャイコフスキーの曲が安心して演奏できるように皆それぞれに努力しましょう。
#チャイコフスキー
#ピアノ協奏曲第1番
#白鳥の湖
#クレムリン
#カーミアンカ

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