『エアコン格差』

『エアコン格差』<2018年8月18日(土)>
 猛暑続く中、『春秋』(180817)は公立小中学校のエアコン設置の格差を思う。「東京都などがほぼ100%なのに対し、暑い地域であっても設置ゼロや数%という自治体が散見される。整備が進まない理由はコストがかかるから、だという。しかし子どもたちの安全よりも優先度の高い課題が、ほかにどれくらいあるのだろうか。・・・クーラーがぜいたく品のわけもない。大人より体力が劣る子どもたちだけに我慢を強いるのは心が痛むから、こうした自治体では役所や議会でも冷房を使っていないことと拝察する」。
 (JN) 日本の家は本来、夏の暑さを考えて作られていたと聞く。そういえば、父の故郷は海抜1,000メートル近い高原で、冬の寒さが半端でなかったが、南側は思いっきり風通しの良かった。私の育った小さなお家も、夏を考えての作りであった。そして、その昔はこんなに暑くなかった。中学生の頃、人口増加で中学校の校舎の建て増しが追い付かず、プレハブ校舎に入っていたこともあった。あれは暑かったが、現在なら、生徒たちは皆伸びてしまうであろう。とにかく、教室環境を充実することが大事である。エアコンは必須である。その予算捻出は議員の努力だ。