『週末の仕事、侮りがたし。自治の現場はどうだろう』

『週末の仕事、侮りがたし。自治の現場はどうだろう』<2017年9月6日(水)>
 40歳をすぎて画壇にデビューしたアンリ・ルソーは、税関に勤めながら仕事の合間に描いていた「日曜画家」であった。『天声人語』(170906)は、「本業以外の何かに打ち込むスタイルは様々だ。さてこれからは『週末議員』も誕生するか。そう思わせる動きが長野県喬木村から出たと。村議会の日程を大きく改め、議員が村長らをただす一般質問は休日に、常任委員会は平日午後7時からにする方針という。議員のなり手不足に悩み、仕事と議会活動の両立を探った結果だ。見るたび引き込まれるルソーの奔放さは、日曜画家ゆえに生まれたか。週末の仕事、侮りがたし。自治の現場はどうだろう」と。
 (JN) 会社人間には週末の時間を地域に捧げることはできるであろうか。まずは休みたい。そして自分の趣味を広げたい。否、家族サービスが大事だ。しかし、私のような愚かなる者は、平日の17時過ぎを大事にしていないので、何かするにも、週末にしわ寄せが行く。週末に1週間のお片付けの時間になり、せっかくの休日が有効に使えていないようだ。最悪は寝不足解消でお寝坊をして、大事な時間を失っている。これは、私のように愚かでなくとも、子育て世代に、働き盛りは、時間がない。そんな者が週末を楽しんだり、地域で活躍するには、日々のアフターファイブをどうするかである。保育所問題、時間外労働、遠距離通勤、・・・・などそこが解決しなければならない。行政への改善を求めるとともに、各自の生活改善をして、知的生活環境を作ることである。まずは、我が身は、仕事は時間内で終わらせる。飲んだくれない。サスペンスドラマなど長い時間テレビを観ない。「ジェットストリーム」の前に寝る。有意義な知的生産を行いたい。