『「一寸先は闇」といわれる政界をあちこちと主君を求め・・・』

『「一寸先は闇」といわれる政界をあちこちと主君を求めてわたり歩き、ついに自ら旗を揚げ首都決戦を制した』<2017年7月5日(水)>
 「織田信長の妹、市とその娘たち、激動の時代ならではの女性の半生である。小池百合子知事も経歴はなかなか波乱に富む」と『春秋』(170705)は語る。「余勢を駆って国政へ、と早くも期待やら警戒が交錯している。知事の口からは「国民ファースト」の言葉も飛び出した。しかし『勝って兜の緒を締めよ』である。自らが後押ししたチルドレンを一人前にはぐくみ、議会のチェック機能も働かせる責任があろう。かじ取りをあやまり、任期半ばで退場した先代と先々代の悲喜劇はもうご免である」と。
 (JN) 「都民ファースト」は今後、国政にどうかかわって行くのであろうか。「国民ファースト」になって、その活動は続いていくのであろうか。中核となった人の力が強すぎると、後継者が育たず、やがて消えていく。そういうことはないだろうか。これまで自民党に相対した陣営幾つもあり、数回の合戦では勝ちながら、多くが消えていった。これは国民の民主主義への未熟さ無理解も大いにあるが、立ち上がった政党は内部分裂を起こしてしまうのは何故だろう。自民党と違い、消えていった党の構成者は、何が違うのであろうか。お市の方は城に籠り自害しても、お江が織田の血を徳川に残していった。小池知事は籠る城はない。あととりはいるのか、助けてくれる王子様はいない。いちろう叔父様ならいるだろうか、いや打って出るしかない。今後、わが身とともに「都民ファースト」をどのように戦をさせるのか?