戸惑う4月 240410

 きのうの朝は荒れた天候に多少戸惑ったと『小社会(240410高知新聞)』。突風、逆風。川辺の桜もかなり花を散らした。ドイツには〈4月よ、4月はいったい自分でどうしたらよいのか分からないでいるのだ〉という童謡、季節が自分でも戸惑っているということか。東京商工会議所の昨年の調査、新入社員の97%が社会人生活に何らかの不安を。「仕事と私生活のバランス」「上司・先輩・同僚とうまくやれるか」「仕事が自分に合っているか」。就職先の会社でいつまで働きたいか、「定年まで」は24%余り。魅力ある職場環境づくりはますます欠かせぬ努力になる。きのう、職場にハラスメント防止の小冊子が配られた。平成初期に入社したおじさんも気をつけなければ。4月の戸惑いを増やさぬように。
 (私の)昨日の朝の通勤時、大荒れで、傘は見事にお猪口になった。列車は、遅れ気味、不安な一日のはじまり。お昼前には風も雨も止むが地面は桜の花びら。気温は下がりはじめ春の嵐の後は冬に戻った。その寒さに昭和のおじさんは戸惑う。新人さんたちは様々な嵐をこれから何度経験するか。強風でもお猪口になって壊れない傘のようにね。