『欧米を揺るがしているテロは日本にとってよそごとではない』

『欧米を揺るがしているテロは日本にとってよそごとではない』<2017年6月6日(火)>
 ロンドンで起きたワゴン車の暴走とナイフでの殺傷、これを「春秋」(170606)は8日で9年たつ秋葉原無差別殺傷事件に擬える。「秋葉原での凶行は、政治的・宗教的な背景がなかったという点でテロとは区別される。だが犯人を英雄視したり、犯行を模倣しようとしたりする者が現れるなど、テロと重なる危うさの多い事件であった。欧米を揺るがしているテロは日本にとってよそごとではない。悲しみをともにし、抑止に知恵を絞らなければと思う」と。
 (JN) 自分たちの不満をなぜに他人の命を奪う行為に結びつけるのか。また自分の命まで失うようなことをするのか。死を以て自分の生命は終わるが、それが問題解決にならぬことをなぜに理解しないのか。死んだ者を誰も助けることができないはずなのに、そして死を以て他社を助けることもできない。彼らを行動させた輩を許せない。仲間の命を粗末に扱うことは、仲間を愛していないことである。そんな組織に明日はない。他者の存在を認め合うことで自分たちの存在があることをテロリストたちも、排他主義者たちも、他者を理解しない限りこの惨事が続くのであろうか。