『飲むのが好きなので、誘われれば嫌と言えない性分』

<2016年9月13日(火)>
『飲むのが好きなので、誘われれば嫌と言えない性分』

 「にせの紙切れで金を引き出す手口が富山市議会で発覚した」。「天声人語」(160913)は、「『飲むのが好きなので、誘われれば嫌と言えない性分』との釈明を聞けば、票を投じた有権者でなくても泣きたくなる」と。そして、「経費をごまかす慣習は、企業の法令順守が厳しくなって滅びたかと思いきや、こんなところに生き残っていた。言うまでもなく政活費のもとは税金だ。富山市では、月額60万円の議員報酬の70万円への引き上げが決まったばかり。ここはひとつ、撤回してはいかがか。」

 何故にこんなことをしてしまうのか。良識ある市議が、不正行為をしてしまうのか。それはその個人だけのことなのか、周囲が一緒になって行っているのか。あまりにも愚かだ。我々の代表者は、我々の生活を守るために新しいルールを作ったり、行政が誤りを犯していないのかを見定めるはずが、どういうことか。富山市だけのことではない。東京都では過去の知事が確りとしないから、都職員の好き勝手をゆるし、自分はお金の問題で辞職している。日本全国、信じられないことが、今またどこかで起きているかもしれない。同じことを繰り返させるな、市民が確りとしなければならない。(JN)