両政府が手を携えて 250825

 日韓両首脳会談に『筆洗250824』は思う▼知らない同士の2人が話をしているうちに1人が気づく。「君も同じなのか(You too)? ぼくだけかと思っていたよ」(『The Four Loves』)。友情はこんな具合に生まれるのだと、英国作家、C・S・ルイス▼同じ悩みはとりわけ、そのつらさが互いに理解できる分、友情を育む大きな「君も同じなのか」になり得るだろう▼注目するのは少子高齢化や地方創生など共通の社会課題に関する当局間の対話を開始することである▼対話を通じて、分かち合える対策や新たに生まれる知恵もあるはずだ▼実務的な取り組みを続けていけば、おのずと発展し安定へと向かう。「少子高齢化」という手ごわい怪物。両政府が手を携えて闘い、打ち倒す日を期待したい。
 この両国はなぜ、仲良くできないのか。ご近所というものは長い歴史の間で摩擦を繰り返してきている。特に80年前には占領期があったので、なかなか心情的にも難しい。そこを拓いていくのが互いの政治家の役割だ。とにかく、現状では子どもがいなくなったら、その国は衰退しなくなるしかない。この解決は両国の為政者の任務、是非とも協力し合って是正していってほしい。