『#温暖化対策を先送りする余裕はない』

『#温暖化対策を先送りする余裕はない』<2023年6月5日(月)>
 きょうの「世界環境デー」に『余録(230605)』は思う▲ビバルディの「四季」のソネットに、「夏」は「太陽の下で人も家畜もぐったりしている」と▲この描写をどう感じ、奏でるか。N響篠崎史紀さんはラジオ番組で「解釈は人それぞれ。集まった時の空気感ででき上がる」と▲地球は多様な姿を見せる。ガガーリンは「地球は青かった」だが、「白い惑星に映る」と表現したのはクロード・ロリウス博士▲1965年、ウイスキーに南極の氷を入れると、プチプチと音を立て気泡が。「氷は過去の大気を閉じ込めている」と直感。掘削した氷を調べた。「温暖化は人間活動が原因」といち早く警告▲今ならば曲の描く夏は「ぐったり」でなく「死に向き合う」か。温暖化対策を先送りする余裕はない。
 (私の)住む地域は金土と大雨になった。ものすごい雨音に驚くばかりであった。「四季」のソネットを引用すれば、「恐れていたとおり嵐となり、熟した果実、麦をたたき落とす」▲厳しい気候変動、どうなるのか。世界の為政者たちよ、温暖化対策や災害支援に予算をもっと割けないか。「秋のさわやかな気候は皆を心地よい眠りへ誘う」ことを願う。
#温暖化 #ぐったり #二酸化炭素 #ソネット #四季