『#在来線の利用促進を図る』

『#在来線の利用促進を図る』<2023年6月2日(金)>
 「岡山県の鉄道には『汽車』時代の面影がいまだ残る」、鉄道ジャーナリストの梅原淳さんの発言に『滴一滴(230602山陽新聞)』は思う▼駅間が長く沿線人口の多い場所に駅がない、運行頻度が低く運行間隔も一定でない、バリアフリー化の遅れ…。瀬戸大橋線の岡山―茶屋町間では単線区間が残っているために列車の増発が妨げられているとも▼大都市は地下鉄などに予算が使われ、過疎地域では小型バスの運行などで行政が関わる▼梅原さんは改善案として、駅間の長い場所への新駅の設置、行き違い設備の増設、LRTを導入して運行本数を増やす▼岡山県は市町村やJR西日本と、在来線の利用促進を図る協議会を昨年設けている。てこ入れすれば改善が見込める路線は多い。官民挙げて目指したい。
 (私は)4年ほど前、宇野港へ行くために、茶屋町での乗り換えをした。旅人としてはのんびりして良いが、つながりが悪い。列車内は自由に座れてよいが、鉄道会社としてはどうにかしたい▼積極的投資か、消極的な赤字線切り離しか。過去のこの地域の、というより鉄道経営者や行政の長の能力が無かったのか?
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