『#ごみゼロの日』

『#ごみゼロの日』<2023年5月30日(月)>
 5・3・0、「ごみゼロの日」に『滴一滴(230530山陽新聞)』は思う▼泥の上に、プラスチック製の袋類や容器類などのごみが一面に広がっていた▼岡山市の笹ケ瀬川下流で、岸辺のアシをかき分け近づいて見た光景だ。上流から運ばれてきた生活ごみなどがたまったとみられる。徐々に劣化・微細化して、いずれ海に出て環境に負荷を与えるだろう▼ごみは川の一部だけでなく、広く蓄積しているのでは、と推察された▼川底はプラごみだらけではないのか。多かれ少なかれ多くの川が同様の状況だとすれば、われわれは既にすさまじいプラ汚染に見舞われている▼27日~6月11日は「海ごみゼロウイーク」。できるだけ今あるごみを回収し、新たな発生は抑える。それが将来世代への責務だろう。
 (私たちは)自然が全てを受けとめてくれると、まだ思っていないだろうか▼大切な自然は、自分たちで守らなければ、さまざまなものを失っていくのである。ごみゼロはできないが、ごみを少なくし、また管理することはできる▼私たちは各自、大量消費の社会で何ができるか、考え行動せねばならない。
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